グレープフルーツとひとことでいっても多くの種類があります。それぞれに甘みや苦味の特徴があり果皮の色も一般的な黄色のものから、オレンジ色のものまで多くの種類のグレープフルーツがあります。苦味が強い柑橘の印象ですが、品種によっては甘味をしっかりと感じることができます。
そこで今回はグレープフルーツの種類について解説します。
ダンカン
ダンカンはグレープフルーツの中でも酸味の強いことで知られています。グレープフルーツの原種に近いことから、新しい品種がでた際のベンチマークとして位置付けられており、果実は大きめで種は多く、ジュースや加工用として使われることが多いです。
オロブロンコ
最新のグレープフルーツの品種の一つで、シャムスイートという文旦とマーシュを交配させたものです。酸味は少なく甘みが強い品種で、種もないのが特徴です。
また、果皮の見た目が完熟前は緑色をしていることから「グリーングレープフルーツ」とも呼ばれています。
ピンク・マーシュ
「ピンクグレープフルーツ」とも言われており、果皮の見た目は一般的な黄色のグレープフルーツと同じ黄色ですが、果肉がピンク色をしているのが特徴です。
生産量が少ないため、あまり流通しておらず、グレープフルーツの中でも珍しい品種です。
ホワイト・マーシュ
ホワイト・マーシュは一般的に売りに出されている果皮の見た目が黄色のグレープフルーツです。
ピンク・マーシュとは果肉の色が異なり、薄い黄色の果肉が特徴です。
果汁も豊富に含まれており、ほのかな甘みとグレープフルーツ特有の苦味も含まれています。
スタールビー
果皮の見た目は一般的なグレープフルーツと同じ黄色ですが、果肉が鮮やかな赤色をしています。
ホワイト・マーシュと比べて苦味は少なく、しっかりと甘みを感じることができます。
スター・ルビーには、カロテンが豊富に含まれており、抗酸化性が強く、動脈硬化の予防も期待できます。
ルビーレッド
ピンク系のグレープフルーツで、果皮の見た目は一般的な黄色で、薄いオレンジ色のような果肉をしています。
酸味と苦味ともに少なく、グレープフルーツ特有の甘みを感じることができ、種も少ないことから生食や加工だけではなく、贈り物やギフトとしても選ばれています。
メロゴールド
グレープフルーツと文旦を掛け合わせて誕生した品種です。
文旦の特徴でもある厚い皮が特徴で、グレープフルーツの酸味と文旦の甘味が楽しむことができます。
果皮が固いため、ナイフで皮を剥いて食べるのがオススメで、皮の厚さから冷蔵で3週間程持つのも特徴です。
リオレッド
一般的なグレープフルーツとは異なり、オレンジ色の果皮と赤色の果肉が特徴的な品種です。
爽やかな酸味とまろやかな甘みを持っており、ホワイトよりも苦味は少ないため甘みを感じやすいのが特徴です。
まとめ
グレープフルーツにも様々な種類があり、果肉が赤色ものから白いものとそれぞれ違った特徴があります。酸味や甘味や苦味の比率もことなり自分にあった品種を選んで食べてみてはいかがでしょうか。
苦味が強い印象があり、あまり好まれない柑橘ですがしっかりと甘味を感じる品種もあるため、ぜひ美味しいグレープフルーツを探して食べてみてください。