キウイとは
キウイフルーツは、鮮やかな緑色の果肉を持つマタタビ科マタタビ属の果実です。
キウイという名前は、原産国のニュージーランドの国鳥、キーウィに見た目が似ていることからつけられたそうです。
キウイの旬はいつ?
スーパーで1年中販売されているキウイ。そのため旬の時期がないフルーツだと思われていますが、それは海外産と国産で旬の時期を補い合っているから!国産と海外産の両方に旬の時期があります。
国産キウイの旬は10月~4月まで!
日本に出回るキウイの約17%が国産であるほど、海外産の輸入が多いキウイですが、国内でも愛媛県や和歌山県を中心に栽培されており、国産キウイの旬は10月~4月頃です。
海外産のキウイは5月~12月頃が旬!
日本で出回る海外産のキウイはほとんどがニュージーランド産のキウイ。ニュージーランドは日本の反対側に位置する国で、日本とは真逆の季節です。そのため、日本と逆の時期にキウイの栽培ができるため、5月~12月頃に出回ります。
おすすめ品種の時期を徹底解説!
ニュージーランド産ゼスプリ『グリーンキウイ』
ゼスプリという会社が販売しているニュージーランド産のキウイです。日本で一番流通しており、スーパーでよく見られます。旬は5月中旬~11月下旬ごろまでです。
香川県産『きういっこ』
普通のキウイに比べて小さめのサイズ感に加え、17度~20度と非常に高い糖度が特徴のキウイっこ。手で半分に割って果実を押し出すとゼリーのようにちゅるんと食べることができます。旬は11月上旬~1月下旬ごろです。
香川県産『讃岐ゴールド』
香川県で初のゴールドキウイです。食べ頃の讃岐ゴールドは鮮やかな黄色でしっかりと甘さが感じられつつも、さっぱりとしている果実が特徴です。旬は10月下旬~11月下旬頃と短めです。
福岡県産『グリーンキウイ(ヘイワード)』
福岡県はキウイの名産地。福岡のグリーンキウイはブランド化されており、「博多甘熟娘(はかたうれっこ)」と、「博多甘香(はかたあまか)」というブランドが販売されています。「博多甘熟娘(はかたうれっこ)」は糖度が13度以上のもの、「博多甘香(はかたあまか)」は糖度が15度以上のもので分けられています。
キウイの切り方&おすすめレシピ
キウイの切り方で楽しみ方いろいろ!今回は切り方3つをご紹介します。
また、朝食にピッタリのキウイスムージーの作り方も大公開!是非試してみてください。
キウイの簡単な切り方いろいろ
美味しいキウイスムージーの作り方&おすすめ材料
【材料】
- キウイフルーツ:2個
- バナナ:1本
- ヨーグルト:100g
- 牛乳:100ml
- はちみつ:小さじ1
- 氷:適量
【作り方】
- キウイフルーツとバナナは皮を剥き、適当な大きさに切ります。
- ミキサーに、キウイフルーツ・バナナ・ヨーグルト・牛乳・蜂蜜を入れよく混ぜ合わせます。
- 氷を加えてさらに混ぜます。
- なめらかになるまで混ぜ合わせたら完成!
輪切りのキウイをトッピングするとかわいく仕上がります。
キウイの主な産地
愛媛県
生産量第1位は愛媛県。愛媛県といえばみかんや柑橘が有名ですが、実はキウイフルーツの生産も盛んです。これは、昔愛媛でみかんの価格が暴落したときに、他の農作物を作ろうと目をつけられたのがキウイで、それ以降愛媛ではキウイの生産が盛んになったそうです。
福岡県
生産量第2位は福岡県。福岡県には「博多甘熟娘(はかたうれっこ)」と、「博多甘香(はかたあまか)」、「甘うぃ」などキウイのブランドがいくつかあります。それぞれ名前に”甘”が入っており、糖度を検査して選ばれた高糖度のもののみが出荷されています。
和歌山県
生産量第3位は和歌山県。和歌山県のブランドキウイ「熟姫」は、JA紀の里で栽培されるキウイの中でも糖度が高いものをさらに追熟させてから出荷されます。和歌山ではほかにも、桃やみかんなどのフルーツの栽培が盛んです。
美味しいキウイの選び方
皮のふさふさの毛で確認する
キウイフルーツは熟し具合が重要です。熟していないと酸味が強く甘みがなくなってしまいます。ですが熟しすぎると風味が劣化してしまいます。
熟し具合を確認するためには、果実の表面にある毛足(毛状のもの)が柔らかくなっているかを触って確かめましょう。
皮の状態を確認する
キウイフルーツの皮には、傷やしわ、凹凸がある場合があります。皮が痛んでいると、内部に痛みや腐敗が進んでいる可能性があるため、傷のないものを選びましょう。
国産キウイの旬は10月下旬頃~はじまります!
国産キウイは特に甘みが強く、福岡や和歌山、香川などの名産地ではブランド化されているほど。国産キウイは早いもので10月下旬から出荷が始まり、11月にピークを迎えます。旬の時期が短いのでご購入をお考えの方は注意が必要です!