毎年秋から冬にかけて収穫されるみかんですが、どの県が一番収穫量が多いかご存知でしょうか?
今ではスーパーや百貨店などで当たり前のように購入することができるため、どこでとれたみかんなのかを確認する人は少ないかと思います。
今回は生産量をランキングで紹介し、有名な産地をご紹介します。
※2023年のみかん生産量データは農林水産省からも公表されていないため、最新のデータは2022年のものになります。
都道府県別みかん生産量ランキング【2022年】
順位 | 都道府県 | 生産量(t) | 割合 |
1 | 和歌山県 | 152,500 | 23% |
2 | 愛媛県 | 109,300 | 16% |
3 | 静岡県 | 103,000 | 15% |
4 | 熊本県 | 75,000 | 11% |
5 | 長崎県 | 40,400 | 6% |
6 | 佐賀県 | 38,900 | 6% |
7 | 愛知県 | 24,200 | 4% |
8 | 福岡県 | 17,600 | 3% |
9 | 広島県 | 16,400 | 2% |
10 | 三重県 | 15,300 | 2% |
11 | 神奈川県 | 12,600 | 2% |
12 | 大阪府 | 12,500 | 2% |
13 | 香川県 | 10,000 | 1% |
14 | 大分県 | 9,860 | 1% |
15 | 鹿児島県 | 9,700 | 1% |
16 | 徳島県 | 9,060 | 1% |
17 | 宮崎県 | 6,940 | 1% |
18 | 山口県 | 6,590 | 1% |
19 | 高知県 | 5,560 | 1% |
20 | 千葉県 | 1,010 | 0% |
2022年度のみかんの生産量TOP20をご紹介しました。
1位は和歌山県、2位は愛媛県、3位は静岡県となっています。
みかんの一大産地として有名な和歌山県が今年も生産量トップで年間15万トン以上ものみかんを生産量しています。
品種別みかん生産量ランキング
ハウスみかん
順位 | 都道府県 | 生産量(t) | 割合 |
1 | 佐賀県 | 5,950 | 36% |
2 | 愛知県 | 4,010 | 24% |
3 | 大分県 | 1,230 | 7% |
4 | 高知県 | 952 | 6% |
5 | 愛媛県 | 658 | 4% |
温室で栽培するハウスみかんでは、和歌山県はランクインされておらず、1位が佐賀県、2位が愛知県、3位が大分県となっています。
秋から冬にかけて食べられる温州みかんとは違い、ハウスみかんの旬は夏場に訪れます。
加温された室内で栽培されたハウスみかんは、糖度が高く、見た目もキレイに育つのです。
極早生みかん
順位 | 都道府県 | 生産量(t) | 割合 |
1 | 和歌山県 | 18,500 | 23% |
2 | 熊本県 | 16,600 | 20% |
3 | 愛媛県 | 16,400 | 20% |
4 | 佐賀県 | 11,100 | 14% |
5 | 長崎県 | 7,490 | 9% |
オレンジ色の果皮ではなく、青々しい緑色の果皮をした極早生みかんは、みかんの甘味もありながら、さっぱりとした酸味も含んだみかんです。
1位は和歌山県、2位は熊本県、3位は愛媛県となっています。
極早生みかんは品種名ではなく、みかんの収穫時期によって区別される名称です。
早生みかん
順位 | 都道府県 | 生産量(t) | 割合 |
1 | 和歌山県 | 85,400 | 51% |
2 | 愛媛県 | 64,800 | 39% |
3 | 熊本県 | 45,800 | 27% |
4 | 静岡県 | 26,500 | 16% |
5 | 佐賀県 | 25,500 | 15% |
極早生みかんの次に出荷される早生みかんは、極早生みかんから果皮の色は黄色に変化し、酸味を少なくなっています。
1位は和歌山県、2位は愛媛県、3位は熊本県となっています。
10月頃に旬を迎える早生みかんは、酸味と甘みのバランスがよく、酸味と甘み両方を楽しむことのできるみかんです。
世界のみかん生産量ランキング
順位 | 国名 | 生産量(t) | 割合 |
1 | 中国 | 2500万 | 60% |
2 | スペイン | 200万 | 5% |
3 | トルコ | 182万 | 3% |
4 | モロッコ | 124万 | 3% |
5 | ブラジル | 108万 | 3% |
世界的に見ると中国が60%もの生産量を誇っています。
年間2500万トンものみかんを生産しており、日本は9位と世界的に見ても生産量の多い国です。