白もちイメージ

お正月で余ったおもちを美味しく使い切る!簡単&アレンジレシピ特集

白もちイメージ

お正月の風物詩として欠かせないおもちですが、つい余ってしまうことはありませんか?

白もち

そこで今回は、余ったおもちを美味しくアレンジするレシピと基本の食べ方、そして鏡餅の歴史についてもご紹介します。捨てるのはもったいない!工夫次第でお正月気分が再び楽しめますよ。


鏡餅の歴史

鏡餅

由来と意味

鏡餅は平安時代から続くとされる日本の伝統文化です。円形の形状は「鏡」を表し、古代では神聖なものとされていました。
神様へのお供え物として飾られる鏡餅は、新年の豊作や家族の健康を祈願するための象徴でもあります。

飾る風習

鏡餅は年末に準備し、正月に神様をお迎えするために飾られます。そして、松の内を過ぎた頃に「鏡開き」を行い、感謝の気持ちを込めて食べる風習があります。

  • 松の内(まつのうち)とは、日本のお正月に門松や正月飾りを飾る期間のことを指します。
    この期間中は年神様が家に滞在しているとされ、正月気分を楽しむ期間でもあります。

松の内の期間は地域によって異なります

  • 関東地方:1月1日から1月7日(7日正月)まで
  • 関西地方:1月1日から1月15日(15日正月)まで

鏡開きのポイント

  • 日程:一般的に1月11日(関西では1月15日が多い)。
  • 由来:「開く」という言葉は縁起が良いとされ、「割る」や「壊す」といった不吉な言葉を避けて「開く」と表現されます。鏡餅を包丁ではなく木槌や手で割るのもこのためです。

現代の鏡餅

最近ではプラスチック容器入りの鏡餅や個包装タイプも一般的になり、より手軽に伝統行事を楽しむことができるようになりました。


おもちの基本的な食べ方

焼きもち

(1) おもちの温め方

① 常温からの温め方

電子レンジ

  1. おもち1個に対して水を少量かけて、耐熱皿に置きラップをふんわりかける。
  2. 500Wで30秒~1分加熱。柔らかさを確認して時間を調整。
    ※注意:加熱しすぎると固くなるので、少しずつ様子を見る。

鍋で茹でる

  1. 鍋にたっぷりの水を沸騰させ、おもちを入れて1~2分程度加熱。
  2. 柔らかくなったらすぐに取り出す。
    ※注意:加熱しすぎると溶けるので、少しずつ様子を見る。

オーブントースターで焼く

  1. アルミホイルを敷き、おもちをそのまま入れて5~8分焼く。
  2. 焼き目がつき、ぷっくり膨らむまで。

② 冷凍からの温め方

電子レンジ

  1. 冷凍のままのおもちを耐熱皿に置き、軽く水をかけてラップをふんわりかける。
  2. 500Wで1~2分加熱。途中で柔らかさを確認して時間を調整。
    ※注意:皿にくっつきやすいので加熱しすぎないよう注意。

鍋で茹でる

  1. 冷凍のままのおもちを沸騰したお湯に入れ、3~4分加熱。
  2. 柔らかくなったらすぐに取り出す。
    ※注意:加熱しすぎないよう注意。

オーブントースターで焼く

  1. 冷凍のおもちを少し解凍してから焼くか、凍ったまま低めの温度で焼き始める。
  2. 表面が焦げすぎないように注意しながら、5~10分焼く。

(2) おもちの食べ方

焼きもち
■焼きもち
  • 作り方:網やオーブントースターでおもちを焼き、ぷっくり膨らんだら完成。
  • おすすめ:焼きもちは昔ながらの温め方。お醤油やみたらしをかけて。

汁もの
お雑煮
  • 作り方:だし汁で野菜や具材を煮込み、柔らかくしたおもちを加えます。
  • ポイント:関東風のすまし汁や関西風の白味噌仕立てなど、家庭の味にアレンジ可能。

きなこもち
■きなこもち
  • 作り方:柔らかくしたおもちにきなこと砂糖を混ぜたものをまぶす。
  • ポイント:甘さを調整して自分好みの味に。

あんこもち
あんこもち
  • 作り方:温めたおもちにあんこをのせるだけ。
  • ポイント:粒あん・こしあんどちらでも美味しく楽しめます。

おしるこ
おしるこ
  • 作り方:鍋に水と砂糖を加えて加熱し、あんこを溶かしてお好みの甘さに調整。柔らかくしたおもちを加えて、全体を軽く煮込む。
  • ポイント:おもちを焼いてから入れると香ばしさが増して美味しくなります。

磯部もち
磯辺もち
  • 作り方:焼いたおもちに醤油を塗り、のりを巻くだけ。
  • ポイント:醤油の代わりにみりんや砂糖を混ぜたタレを塗ると、甘辛い味付けが楽しめます。のりは全形のりや刻みのりなど、お好みで選べます。

簡単アレンジレシピ

パーティーイメージ

定番の「おもちピザ」

作り方:おもちを薄く切り、フライパンで焼いてピザソースと好きな具材をトッピング。
ポイント:おもちがカリッとするまで焼くと食感が楽しめます。

あま~い「おもちワッフル」

作り方:おもちをワッフルメーカーで焼き、メープルシロップやアイスを添える。
ポイント:デザートとして楽しむ新感覚アレンジ。


和風リメイクレシピ

和風イメージ

「おもちの味噌汁」

作り方:普通の味噌汁に焼いたおもちを加えるだけ。
ポイント:野菜たっぷりで栄養満点に。

「おもちの揚げだし」

作り方:おもちを一口サイズに切って揚げ、だしをかける。
ポイント:大根おろしやねぎを添えるとさらに美味。


変わり種レシピ

フォンデュ

「おもちのチーズフォンデュ」

作り方:焼いたおもちをとろとろのチーズにディップ。
ポイント:野菜やウィンナーも一緒に楽しめます。

「おもちタコス」

作り方:おもちを焼いて薄く伸ばし、タコスの具材を包む。
ポイント:もちもち食感が新鮮!


おもちを冷凍保存して長く楽しもう!

冷凍もち

冷凍保存がおすすめ

余ったおもちは保存して長く楽しみましょう。

ポイント
  • 1個ずつラップで包む:もちがくっつかないように個別に包む。
  • 密閉袋に入れる:乾燥やニオイ移りを防ぐため、ジッパー付き袋に入れる。
  • 日付を記入:保存期間の目安は約1か月。
■注意点
  • 解凍時に火傷注意:電子レンジで加熱するときは熱くなるので慎重に扱う。
  • 保存前の水分除去:もちが濡れていると霜がつきやすいので、しっかり乾かしてから保存。

お正月を満喫しよう

お正月イメージ

おもちの基本の食べ方からアレンジレシピまで、さまざまな方法でお正月気分を延長できます!
鏡餅の歴史を知ることで、より伝統の魅力を感じながらおもちを楽しんでみてください。


おすすめ商品をご紹介

磯辺もちにも!
\ご当地風土の人気焼き海苔がおすすめ/


こちらもオススメ!
\ご当地風土の訳あり焼き海苔/



\乾き海苔もございます/

関連記事

ハウス栽培をはじめとした生産技術の進歩により、1年を通して果物が手に入るようになりました。果物の種類によっては、夏の食材が冬場になっても販売されていることも…。季節問わず食べることができるようになっても、旬の味覚は楽しみたいですよね[…]

旬のフルーツ