パイナップル

パイナップルの旬はいつ?簡単でおしゃれな切り方から選び方まで徹底解説!

パイナップル

パイナップルは日本でも大人気のトロピカルフルーツ!甘くてジューシーなパイナップルはその美味しさから多くの人に愛されています。しかしスーパーでよく見るのは海外産のものばかり。また、ごつごつした形から扱いにくい…という意見も。今回は、国産パイナップルの旬と産地だけでなく、今すぐ試せる簡単でおしゃれな切り方から美味しいパイナップルの選び方まで徹底解説していきます!

パイナップルとは

パイナップルは、南アメリカが原産のトロピカルフルーツ。ごつごつと硬い外皮の中に黄色い果肉があります。もともとは、松かさ(パイン)のついたリンゴ(アップル)のような味からパインアップルと呼ばれており、現在ではパイナップルとも呼ばれるようになりました。

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パイナップルで肉が柔らかくなる!

パイナップルに含まれる「ブロメリン」という消化酵素が肉の繊維をなくしてくれるので、肉の下準備中にパイナップルを仕込んでおくと、肉が柔らかくなると言われています。この消化酵素は熱に弱いため缶詰などの加工されたものではなく、生のパイナップルを使う必要があります。

パイナップルの甘酸っぱい味わいは肉料理との相性がよく、栄養も豊富に含まれているので気になった方はぜひ試してみてください。

簡単おしゃれ!パイナップルの切り方

オーソドックスな切り方

①パイナップルを横にして、上の部分(葉の部分)を切り落とします。

②同じように下の部分(底面)を切り落とします。

パイナップル

③パイナップルを立てて半分に切ります。

④さらに8等分にします

パイナップル

⑤芯を切り落とします

パイナップル

⑦1口サイズに切ったら完成!

パイナップル

パイナップルの旬はいつ?

国産のパイナップルは5月から8月の間に収穫されますが、海外産のものは1年を通して輸入されているため、スーパーなどでは比較的通年購入することができます。

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国産パイナップルの旬は5月~8月!

パイナップルの旬は夏。これはパイナップル栽培における気温が関わっています。パイナップルはトロピカルフルーツと呼ばれているほど暖かい気候を好み、20℃~30℃の温度帯で生育されます。そのため、日本では主に沖縄県で夏の暑い時期に栽培されているのです。

海外産パイナップルは1年を通して食べることができる

日本のパイナップルの約8割がフィリピン産だと言われています。フィリピンの気候は1年間を通して温かく湿度が高いため、1年を通してパイナップルの栽培が可能なのです。

美味しいパイナップルの選び方

パイナップル

色で選ぶ

パイナップルの色は成熟度によって変化します。熟していないパイナップルは緑がかっていますが、熟すにつれ黄色くなっていきます。美味しいパイナップルは黄色味が強く果皮が明るいものが多いです。

重さで選ぶ

パイナップルは水分を含んでいるため重さがある方が美味しいとされています。手で持って軽さを感じるものは水分が少なく風味も薄い可能性があるので避けたほうがいいです。

葉っぱで選ぶ

パイナップルの葉が元気なものは、果肉にも栄養がたっぷり行き届いている可能性が高いです。

香りで選ぶ

パイナップルは熟成すると強い香りがします。そのため、甘い香りがするのを選ぶと美味しいパイナップルを選ぶことができます。

パイナップルの主な産地

パイナップルの産地

沖縄県

国産のパイナップルのほとんどが沖縄で生産されています。沖縄県にはパイナップルパークというテーマパークがあるほど、パイナップルの栽培が盛んで沖縄県の特産品にもなっています。沖縄の温かい気候と水はけのよい土壌が甘いパイナップルつくりに最適なのです。ほかにも、沖縄ではシークヮーサーやドラゴンフルーツ、パパイヤなどが栽培されています。

鹿児島県

パイナップルのほとんどが沖縄県で栽培されていますが、鹿児島県でも少しだけ栽培されています。ほかにも鹿児島県では暖かい気候を利用してマンゴーやパッションフルーツなども栽培されています。

人気品種3選

ゴールドバレル

国産パイナップルの最高峰と呼ばれるゴールドバレルは、沖縄県の東村で作られています。パイナップルを食べたときに感じるピリピリ感が全くなく、甘さ全開のパイナップルの高級品種です。

ピーチパイン

名前の通り桃のような香りが特徴のパイナップルです。一般的なものに比べてサイズが小さく、芯まで食べることできます。

スナックパイン

芯まで食べることができるほどの果肉のやわらかさを持っているので、手でちぎって食べることができる珍しい品種です。春から初夏にかけての数カ月しか流通しない希少なパイナップルで、とっても甘いのが特徴です。

夏が旬!国産パイナップルを楽しもう!

パイナップルを楽しむならやっぱり国産!海外産のものよりも値段は張りますが、甘さを重視するなら断然国産がおすすめです!食後のデザートとしてだけでなく肉料理にも使え、お肉をやわらかくしてくれる優れもの。沖縄や鹿児島では5月~8月頃に出荷されていますので是非チェックしてみてください!

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