2023年になっても未だ注目を集めているれんこんパウダー。れんこんも栄養素が鼻や喉のトラブルに効果的として注目を集めました。パウダー状のため、毎日の食事に取り入れやすく、簡単に摂取することができます。そんなれんこんパウダーに関する効果や花粉症や喘息・鼻炎への効果、オススメのレシピについて紹介します。
れんこんパウダーとは?
簡単にれんこんを摂取できる魔法の粉
文字の如く、根菜のれんこんを乾燥させ粉末状態にしたものです。粉末状のため、水分にサッと溶かすことができ、味の邪魔にもならないため、簡単にれんこんの栄養素を摂取することができます。
水分に溶かして使う他にも、れんこんの持つ粘度を利用して、料理の繋ぎとしても利用されています。
れんこんに含まれる栄養素が、「花粉症」や「喘息」「鼻炎」などの症状を和らげることで口コミでも広まり、近年人気を集めています。
れんこんパウダーの効果は?
アレルギー症状の緩和
れんこんに花粉症の症状を和らげる効果があると注目を集めています。れんこんに含まれる「水溶性食物繊維」は、体内の乳酸菌やビフィズス菌の割合を増やし、腸内環境を整える働きがあります。腸内環境が整うと免疫細胞が正常に働き、免疫力の上昇とアレルギー症状の改善に作用するのです。
便秘の改善
れんこんに含まれる「不溶性食物繊維」は、胃や腸で水分を吸収して膨らみ、腸を刺激して便通を良くする働きがあります。この働きによって便通が改善し、便秘の症状を改善する効果があります。
不溶性食物繊維は、れんこんのほかにも「甲殻類」や「穀類」「成熟した野菜」に含まれています。
咳や喘息の改善
れんこんに含まれる「タンニン」には、「抗酸化作用」や「消炎作用」「収れん作用」「止血作用」があるとされています。この消炎作用や収れん作用が、喘息の原因でもある気管支粘膜の腫れを改善する働きがあるとされています。
れんこんを使った民間療法にも、「れんこんをすりおろして絞った汁を飲む」という方法があり、痰を切り、咳止めに効果があるとされています。
れんこんに含まれる栄養素
タンニン
タンニンとは、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用や、消炎、収れん作用があるといわれており、肌につけると毛穴を引き締める効果をもつため、化粧品などにも利用されています。
また、血管を収縮させることができるため、止血作用や炎症を抑制することもできます
ビタミンC
れんこんにはビタミンCが豊富に含まれています。コラーゲンに関わるビタミンで、美肌を保つには欠かせない栄養素です。また抗酸化作用があるため、動脈硬化の予防や皮膚のシミやしわを防いだり、傷の治りを早くする効果もあります。
カリウム
れんこんにはカリウムが多く含まれており、体内の余計なナトリウムを排出し、高血圧を予防する働きがあります。また、体内の余分な塩分を排出することで、むくみの解消にも効果があります。
食物繊維
蓮根は食物繊維が豊富で、特に水溶性の食物繊維であるペクチンが多く含まれています。ペクチンは腸内環境を整え、便秘を改善する効果があります。
おすすめの使い方・レシピは?
【お手軽に】ヨーグルト・スムージーに混ぜる
れんこんパウダー自体の味の主張は弱いため、ヨーグルトやスムージーに入れても、味を変えることなく食べることができます。
しかし、大量に入れてしまうと、れんこんのもつ香ばしさがでてしまうため、味を見ながら摂取するのをおすすめします。
【お手軽に】お味噌汁に混ぜる
日本人なら飲むことの多いお味噌汁に混ぜるのもオススメです。
れんこんパウダー自体が、水に溶けやすいため、混ぜていれてもスッと溶けて摂取することができます。
【料理に】ハンバーグやお好み焼きに
れんこんパウダーには「でんぷん」が多く含まれているため、小麦粉や片栗粉の代わりとして、ハンバーグやお好み焼きなどの「つなぎ」として利用することができます。
どの料理でも、味を損なうことなく使用することができます
さいごに
れんこんパウダーは、栄養価が高く、健康に良いとされる栄養素を凝縮したものです。さまざまな料理に取り入れることができ、血糖値の上昇を抑えたり、ダイエット効果が期待できるとされています。ただし、過剰な摂取は逆効果となることもあります。適量を守って健康的な生活に取り入れてみませんか?また、れんこんパウダーを摂取する前に、アレルギー反応がある場合は医師に相談することをお勧めします。